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今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。

コラム:丸わかりDHA・EPA「DHA化合物はカルシウム流入口を遮断」

  • コラム:丸わかりDHA・EPA

    • DHA化合物はカルシウム流入口を遮断


心臓のトラブルの一つに不整脈があります。

なかには生命をおびやかす危険な不整脈もあるので、脈の乱れを感じたら、すぐに病院で検査してもらうことが重要です。

前回のコラムでご案内したようにDHA化合物が、心筋細胞の収縮抑制に役立つことが明らかとなりました。

そこで次に百瀬先生は、そうしたDHA化合物の投与で起こる心筋細胞の収縮抑制が、果たしてカルシウム拮抗作用に由来するものなのかどうかを調べるため、DHA化合物を投与した細胞の、カルシウムイオンの流入状態を調べています。

ナトリウムイオンやカルシウムイオンが細胞内に流れ込むとき、それぞれナトリウムイオンはナトリウムチャネル、カルシウムイオンはカルシウムチャネルという、いわば細胞膜に設けられた専用のドアを通って入ります。

このドアは一個の細砲に一万個以上あって、ふだんは閉じているのですが、ペースメーカー細胞の刺激が伝わると、ダムの流出口のようにドアが聞いてナトリウムイオンやカルシウムイオンが細胞内へと流れ込むしくみになっています。

今回問題なのはカルシウムイオンですから、ナトリウムチャネルのほうは完全に遮断して、カルシウムチャネル(LIタイプ)だけが開閉する状態をつくり、細胞内に流入するカルシウムイオンの量を調べてみることにしました。

その結果、DHA化合物はかなり低濃度でも、カルシウムイオンの流入を抑えることが確認できたのです。

とすれば、心筋細胞の収縮を抑えるDHA化合物の効果は、細胞膜のカルシウムチャネルを遮断して、細胞内へのカルシウムの流入を抑える働きに由来していることが予想されます。

もちろんこれについても百瀬先生は調べています。

ボルテージグランプという方法で、カルシウムチャネル(LIタイプ)から細胞内に流入するカルシウムイオンの動きを測定し、みごと予想どおり、DHA化合物がかなり低濃度でもカルシウムチャネルを遮断することを確認したのだ。

以上のような実験結果をみるかぎり、DHA化合物にはカルシウムオーバーロードによる不整脈(カルシウム依存性の不整脈)を防ぐ効果が充分に期待できると思います。

<続く>

参考になさってください。

こうした不整脈など、さまざまな効果が報告されているDPA・EPAの健康パワーにご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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