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今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。

コラム:丸わかりDHA・EPA「DHAで“頭が良くなる”ワケ」

  • コラム:丸わかりDHA・EPA

    • DHAで“頭が良くなる”ワケ


M・クロフォード氏の著書の中には、魚食が脳の働きに影響することが述べられていますが、DHAの名前は出てきません。

それでなぜDHAだけが、知能向上の主役成分としてクローズアップされるようになったのかを不思議に思う人もいるでしょう。

魚にはたくさん栄養成分が含まれているわけだし、DHAとよく似た働きをもつEPAだって豊富に含まれています。

それでなぜDHAなのでしょうか。

実は、DHAがもともと私たちの脳の中に豊富に存在している成分だからです。

脳というのは、休の中でも非常に重要な部分だけに、その中に入ることができる成分はごく一部に限られています。

脳の入り口には「血液脳関門」という関所が設けられていて、脳の働きに不必要な成分は、ここで門前払いをくらうことになります。

つまり脳の中にDHAが存在しているということは、脳の働きにDHAが不可欠だという何よりの証拠なのです。

ちなみにDHAと同じ魚の脂肪酸であり、DHAと非常によく似た構造のEPAでさえ、血液脳関門を通過できません。この関所が、いかに厳しい選別をしているかがよくわかります。

脳の中のDHAは、脳細胞のリン脂質中に平均10%程度の割合で存在しています。

とくに海馬と呼ばれる部分の脳細胞に多く、20%以上のDHA含有が確認されています。

海馬とは、記憶学習の機能をつかさどっている部分で、いわば頭の良し悪しは、ここの働き如何にかかっているといってよいでしょう。

DHAはこの海馬で、神経細胞の情報伝達をスムーズにする働きをしています。

脳の神経細胞というのは、アメーバ状の形をしており、四方八方に伸ばした突起の先端を通して情報の伝達を行なっています。

突起の先端部分はシナプスと呼ばれますが、このシナプスの部分を顕微鏡でズームアップしてみると、ひっきりなしにアセチルコリンという物質が放出され、隣のシナプスに送りだされているのがわかります。

われわれが物を考えたり、何かを判断したり、記憶したりするのは、すべてこのシナプスの間でやりとりされるアセチルコリンの動きによるものなのです。

何だか難しい話だなあと、ため息をついているあなたの頭の中でも、今、まさにこのアセチルコリンのやりとりが続行中なのです。

DHAはシナプスの膜に多く含まれていて、膜の柔軟性を保ち、アセチルコリンのやりとりを活発にする働きをしています。

また、つい最近の岡山大学農学部助教授の高畑京也先生の研究では、培養した神経細胞にDHAを添加すると、新しいシナプスがいくつもニョキニョキ生えてきて、その本数が増えることも明らかにされています。

いずれにしてもDHAが神経細胞の中に豊富にあれば、記憶学習の情報伝達が良くなる、つまり“頭が良くなる”というわけです。

参考になさってください。

生活習慣病を防いだり、アレルギー疾患を改善する効果のある、DPA・EPAの健康効果にご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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