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今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。

コラム:丸わかりDHA・EPA「和食でアトピー性皮膚炎の8割が解決」

  • コラム:丸わかりDHA・EPA

    • 和食でアトピー性皮膚炎の8割が解決


アトピー性皮膚炎を治すには、DHAやEPAといった個々の栄養素の働きだけでなく、日常の食生活全体の見直しが必要だと語るのは、下関市立中央病院の永田先生です。

「アトピー性皮膚炎は、昭和30年代の食生活に戻すことで解決できます。昭和30年代の食生活とは、米(または小麦)を主食とし、魚介類や大豆(豆類)を主菜として、緑黄色野菜・根菜・きのこ類・海草類を副菜とする、いわば私たち日本人が千年にわたって続けてきた伝統的な和食のことです。」

確かに、こうした食生活をしていた昭和30年代以前の日本にはアトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギー性の病気はほとんどありませんでした。

アレルギー性の病気が増えはじめたのは、昭和50年代以降のこと。日本人の食生活に洋風化か定着しはしめた時期と合致しています。

「文明国の中で、日本ほど短い期間で食文化が激変した国はありません。数百年の時を経て、少しずつ変化するなら問題ないでしょうが、先人の知恵を捨て、日本料理のすばらしさに気づかず、数十年単位で急激に洋風化したことが体に大きな負担を強いているわけです。その結果、アトピー性皮膚炎のような多くの現代病が現われてきたのです。」

実は、日本の昭和30年代の和食は、1967年頃のアメリカにおいて理想的な食生活として推奨されました。栄養学から見たその根拠を、永田先生は次のように語ります。

「第一に、昭和30年代の和食は三種燃料比(三大栄養素のバランス比)が理想的であることがあげられます。

ちょうど調査が行なわれた昭和37年当時のわが国の食事では、脂肪比が13%、炭水化物比が73%でした。これに対して当時のアメリカの食事は、脂肪比が40%、炭水化物比が40%。心臓病が多発して国が滅びると恐れられたほどでした。」

なお、日本人の理想比は、脂肪比が15%以内で、炭水化物比が70%以上とされています。この基準を越えたのが、まさに昭和40年以降です。

「和食が推奨された根拠の第二は、ビタミンとミネラルの含有量が理想的である点です。1970年頃、ロジャー・ウィリアムズ博士は人が健康に生きるためには、人体を構成している60兆個の細胞の一つ一つが元気で、生き生きと働くことが必要である。そのためには毎日、約50種の必須栄養素を摂取しなければならないという、画期的な理論を提唱しました。その必須栄養素とは、アミノ酸8種、ビタミン約20種、ミネラル約20種です。しかしアミノ酸はともかく、ビタミンとミネラルを毎日40種以上とりつづけるのは不可能に近いと思われます。

そこでペニントインという研究者がさらに検討した結果、特に重要な7種を含む食品をとっていれば、40種のビタミンとミネラルがほぼ揃うことが判明したのです。特に重要な7種とは、ビタミンではベータカロチン(ビタミンAの前駆物質)、ビタミンB6、パシトテン酸、葉酸など。ミネラルではカルシウム、鉄、マグネシウムです。驚くべきことに、昭和30年代の和食には、このビタミン4種とミネラル3種が見事に揃っているのです。」

「つまり昭和30年代の食事内容は、三種燃料比のバランスが理想的に保たれているうえに、必須栄養素であるビタミン・ミネラルも摂取できるという、実にすばらしいものなのです。このような食事を続けていれば、たとえアトピー性皮膚炎を起こすようなアレルギー反応や、健康を損なうような悪条件が生じても、自然治癒力が慟いて、健全な状態を維持することができるわけです。逆に、タンパク質と脂肪を過剰に摂取して、ビタミン・ミネラルが不足するような食事を続けると多くの病気が生じてきます。アレルギー性疾患はもとより、生活習慣病に至るまで引き起こされます。

つまりタンパク質と脂質はいろいろな病気を起こすアクセル役に、そしてビタミンとミネラルはそれを抑えるブレーキ役としての働きがあるのです。現代人の食生活は、まさにアクセル全開といったところです。除去食のように、病気を起こしている原因を探って取りのぞくことも大切ですが、それより五大栄養素をバランスよく毎日の食生活の中で補うことに重点をおいて、私の病院では指導しています。」

参考になさってください。

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