トップページ > コラム:丸わかりDHA・EPA「DHAでロイコトリエンB4が半分に」

今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。

コラム:丸わかりDHA・EPA「DHAでロイコトリエンB4が半分に」

  • コラム:丸わかりDHA・EPA

    • DHAでロイコトリエンB4が半分に


EPAやDHAには、アレルギーの原因物質ロイコトリエンB4の産生を抑える働きが期待されていると述べましたが、富山医科薬科大学の浜崎先生はDHAを使った動物実験で、それを確認しています。

DHAと大豆油をそれぞれ静脈注射したときの、6時間後のウサギの白血球からのロイコトリエンB4の産生量を比較してみたところ、DHAを投与していたウサギでは、ロイコトリエンB4の産生量が半分になっていることが確認できました。

大豆油はロイコトリエンB4の産生には影響しないので、この結果はつまりDHAがロイコトリエンB4の産生を、通常の半分に抑えたことをあらわしています。

ただし、同じ量のDHAをウサギに経口投与したときは、6時間後でも差は出ませんでした。DHAを口から摂取した場合は、長く食べ続けないと効果は得られないということでしょう。

ちなみに海外では、ロイコトリエンB4が体の中にまったくなくても生命活動に支障がないどころか、むしろより健康であることがマウス実験で報告されています。

EPAの抗アレルギー作用には抗原提示能を抑える働きも関係していると、浜崎先生は言います。

体内に抗原(アレルゲン)が侵入した場合、体の中では抗体をつくりだしてそれに応戦すると説明しましたが、この抗体をつくりだすときの最初の段階で起こる反応が抗原提示能です。アレルギー反応のスタートと考えればいいです。

抗原から体を守るには不可欠の反応ですが、これが強くですぎるとアレルギーの引き金となります。

実は、富山医科薬科大学の山下先生が、EPAには抗原提示能を抑制する働きのあることを動物実験で明らかにしています。

リノール酸をあたえていたマウスとEPAをあたえていたマウスの、4週間後の脾臓の細胞の抗原提示能を比較した結果、EPAを食べていたマウスのほうが抗原提示能が半分に低下していたというのです。

抗原提示能が最小限に抑えられれば、体の防御機能の次の段階で生み出されるlgE抗体の量も少なくなって、アレルギーの抑制には大いに有効と考えられます。

参考までに、DHAにも抗原提示能を抑える効果が期待できるかどうかを、浜崎先生に聞いてみました。

DHAの抗原提示能については報告が出ていないのでわかりませんが、ただ今までいろいろな実験を行なってきた感触として、EPAとDHAの働きは、どれも2倍の差はみられていません。

ですからこれはあくまで私の推測ですが、DHAにも十分に期待できると思います、とのことでした。

参考になさってください。

生活習慣病を防いだり、アレルギー疾患を改善する効果のある、DPA・EPAの健康効果にご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

>>>最新のDHA・EPAサプリメント比較ランキングはこちら

丸わかりDHA・EPA

トップページ
DHA・EPAサプリメント比較/口コミ人気ランキング
丸わかりDHA・EPA

目次

トップページ
DHA・EPAサプリメント比較/口コミ人気ランキング
丸わかりDHA・EPA
EPA百科
DHA・EPAの基本

口コミを投稿する