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コラム:丸わかりDHA・EPA「脂肪肝患者の実態を明らかにした調査」

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    • 脂肪肝患者の実態を明らかにした調査


脂肪肝の患者さんは、虚血性心疾患を起こしやすい因子を多く内包していることがわかったのです。

虚血性心疾患と言えば、狭心症や心筋梗塞など、生命にかかわる危険な病気です。

これらのことを理解した上でこれからご案内していく研究内容をチェックしていただければと思います。

奈良県立医科大学の菊池先生による調査の対象となったのは、脂肪肝患者147人(男性91人、女性56人)。

原因別の内訳は、過栄養性の脂肪肝が70人、糖尿病性が26人、アルコール性が26人、薬剤性が1人、原因不明が24人となっており、やはり過栄養、糖尿病、アルコールが大部分を占めています。

菊池先生らは、これらの人々の血中成分の内容を調査するのと同時に、肥満度とウエスト/ヒップ比について調べ、それぞれ健常人と比較しています。

まず血中の総コレステロールと中性脂肪値ですが、脂肪肝患者ではどちらも高値を示し、逆に善玉のHDLコレステロール値は、健常人より低くなっていました。

脂肪酸の血中濃度も脂肪肝患者のほうが高く、しかもその脂肪酸の内容は、飽和脂肪酸が多いのに対して、多価不飽和脂肪酸の濃度は低いことが確認されました。

また、インスリン濃度も、やはり脂肪肝患者のほうが高く、脂肪肝の程度が強いものほどインスリン濃度が高いことが明らかとなりました。

さらに肥満度(BMI)およびウエスト/ヒップ(W/H)比についても、脂肪肝患者では、健常人にくらべていずれも高い傾向を示していました。

以上の結果をまとめてみると、脂肪肝患者では

1.総コレステロールの上昇

2.中性脂肪の上昇

3.善玉のHDLコレステロールの低下

4.飽和脂肪酸の上昇および多価不飽和脂肪酸の低下

5.インスリン分泌の上昇

6.肥満度およびウエスト/ヒップ(W/H)比の高値が生じていることがわかります。

これに加えて菊池先生は、脂肪肝患者98人を対象にCTスキャンで内臓脂肪蓄積についても検討しています。

その結果、72.1%の患者に内臓脂肪蓄積が認められたといいます。

そして56.1%の患者に耐糖能異常、57.1%の患者に高中性脂肪血症、53.0%の患者に低HDLコレステロール血症、45.8%の患者に高血圧症がそれぞれ認められています。

さて、虚血性心疾患のリスクファクターと比べると両者では、実に重複する部分の多いことに気づくでしょう。

菊池先生が「脂肪肝患者は虚血性心疾患の発症因子を多く内包している」と言っていたのは、つまりこのことなのです。

参考になさってください。

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