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今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。

コラム:丸わかりDHA・EPA「DHAの糖尿病への効果は研究途上」

  • コラム:丸わかりDHA・EPA

    • DHAの糖尿病への効果は研究途上


EPAと魚油が糖尿病の合併症の予防に役立つなら、DHAにも同じような効果が期待できそうです。

実は、DHAが糖尿病自体に効くかどうかを調べた実験があります。

前述の浜崎先生の実験ですが、血糖値が200mg/dl以上の糖尿病ラットを三群に分けて、三時間絶食させてから以下の成分を静脈注射し、12時間後の血糖の変動を調べています。

1群:DHA(乳剤)5ml/kgを静脈注射

2群:大豆油(乳剤)5ml/kgを静脈注射

3群:生理食塩水5ml/kgを静脈注射

その結果、DHAを投与した1群のラットの血糖値が有意に低下していることが確認されました。

実験で使ったラットは、インスリンがあまり出ないタイプの、インスリン依存性糖尿病のラットです(ただし軽症)。

DHAの投与で血糖が下がったのは、おそらくインスリンに対する細胞の感受性が増したためと思われます。

細胞の感受性が増えて、血中の糖が細胞の中に入りやすくなったということでしょう。

インスリンの分泌量は、DHA投与前と同じように出にくい状態ですが、末梢のほうでインスリンをうまく活用できるようになったと考えられます。

血糖が下がったということは、つまり糖尿病自体の改善に役立ったということです。

ただしこの実験結果は、あくまで静脈注射をした場合のものであり、DHAを口から摂取した場合の作用はまだよくわかっていません。

DHAを口からとると、血液の中に入るまでにかなりうすまってしまいますので、血糖にはほとんど影響しません。

一方、静脈注射では、そのままの濃度で血液の中に直接入っていきますから、食べたときとくらべてDHAの血中濃度が三ケタぐらい、あるいはそれ以上違ってきます。

まだ人間にDHAを静脈注射した例はありませんので、この研究はあまり一般的なものではありません。

しかも12時間という短時間の結果をみたものですから、はたしてこの効果がどのくらい続くのかも明らかではありません。

糖尿病に対するDHAの効果を正確に検証するにはもう少し時間がかかりそうです。

参考になさってください。

さまざまな効果が報告されているDPA・EPAの健康パワーにご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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