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今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。

コラム:丸わかりDHA・EPA「がん細胞は血液にのって移動」

  • コラム:丸わかりDHA・EPA

    • がん細胞は血液にのって移動


前回のコラムでもご紹介したように、がんの転移に対するDHAの効果について、国立がんセンター研究所化学療法部の飯郷正明先生の実験をご紹介しました。

飯郷先生が行なっている実験内容を簡単に紹介してみたいと思います。

まず実験マウスの背中にがん細胞(コロン26)を植え込み、DHA、EPA、その他の脂肪酸を一日一回0.1〜0.2ミリリットルずつ四週間にわたって経口投与します。

そして四週後、背中のがん(原発がん)の大きさと、そこから肺へ転移したがんの数を調べるのです。

「マウスの背中に植えたがんは、特異的に肺へ転移するタイプのがん細胞ですが、植え込んでから10日目ぐらいまでは移動しません。植え込んだその場所で自分の中に血管を引き込んで、ある程度増殖してからフリーになって動きだします。」

どうやって肺まで移動するのかは、まだよくわかっていないようですが、おそらく血液の流れにのって移動していくというのが一般的な見方のようです。

「フリーになって移動する途中、大部分のがん細胞は、NK細胞などの免疫細胞の攻撃で殺されます。たとえば静脈注射で1000個くらいのがん細胞を投与しても、肺で生長できるのはせいぜい一個ぐらいです。免疫細胞にやられる以外でも、肺まで行ったものの、肺に接着できなかったとか、いろいろな問題があると思うのですが、とにかく1000個に一個ぐらいの割合でたどり着きます。そして肺までたどり着いて接着に成功したがんは、そこでまた自分の中に血管を引き込んで、新たに増殖をはじめる―というのが、転移の一連の流れと考えられています。」

実験では、EPAやDHAの投与を、がんを植え込んでから五日目ぐらいに開始している。つまり原発のがん細胞がまだ移動をはじめていない時期から投与を開始し、肺転移に対するそれらの効果をみているわけです。

経過は良好、あとは最終結果を待つばかりといったところです。

参考になさってください。

DPA・EPAの健康効果にご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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