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コラム:丸わかりDHA・EPA「寿命をちぢめるカケクシアとは」

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    • 寿命をちぢめるカケクシアとは

がんの末期に「カケクシア」という病態がよくみられます。

カケクシア自体は単独の病気ではなく、また、それが直接の死因となることもないため、われわれ一般人がその名前を耳にしたり目にしたりする機会はほとんどありません。

しかし、末期がん患者の大部分は、死亡するまでのプロセスにカケクシアを起こしています。

たとえば身内をがんで亡くした経験をもつ方ならご存じでしょうが、末期になってくると患者さんの体が、ある時期からどんどん痩せ細っていく例が多いです。やがて骨と皮だけのような状態になって体力も失われ、感染症などを引き起こして死にいたるわけですが、そうしたどんどん痩せ細っていく状態が、まさにカケクシアなのです。

したがってカケクシアを起こしているかどうかの第一の指標は、体重減少です。

「確かに体重の減少は一つの目安になります。ただし、かなり痩せた人でも元気でピンピンしている場合はカケクシアとは言いません」と説明するのは、国立がんセンター研究所薬効試験部長の西條長宏先生です。

「カケクシアというのはあくまで病態をさす言葉ですから、何%下がったらカケクシアとか、どのような症状が出たからカケクシアであるとか、そういう具体的な定義は何もないのですが、要するに栄養状態が悪くなって、死亡寸前にいたるような状態を、カケクシアと言っています。

患者さんを診て、食欲不振、嘔気、無力状態、筋力の低下、貧血などを合併する高度の体重減少がみられた場合に、これはカケクシアであろうと推定するわけです」

がんに限らず他の疾患でも、死にいたる過程でカクケシアが起こる例が少なくないといいます。

「たとえば心不全の場合は、心臓の筋肉が非常に痩せ細ってきて、心筋の収縮力が弱るといったことで死亡することかあります。このとき、心筋がどんどん痩せ細っていく状態も、一つのカケクシアといえます。

あるいは、枯れ枝のようにものすごく痩せた人が、そんなに苦痛もないまま、朝起きたら呼吸が止まっていたということがよくありますが、これにもカクケシアが関与していると考えられます。老衰などもそれに近い状態といえるでしょう」

その他、感染症、寄生虫症、尿毒症なども、カケクシアを起こす原因疾患となるらしいです。

カケクシアの恐ろしさは、体重の減少とともに寿命をちぢめていく点です。

とかく「がんになれば痩せて当たり前」「年をとれば痩せて当たり前」と単純に考えがちですが、実はその痩せ細っていくプロセスは、がんや加齢とは別の病態によるものであり、それが寿命をちぢめる原因でもあるということを知っておく必要がありそうです。

参考になさってください。

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