今、いつまでも健康であるために血液サラサラ成分が注目を集めています。サプリメントに配合されているような人気の血液サラサラ成分はいくつかありますが、中でも有名なのが青魚由来のDHAとEPAですね。仕事や勉強でずっと頭をハッキリしていたいという方にもオススメの成分でもあります。しかしながら、毎日目標とされる1日1グラム以上を摂取するのは大変です。現実的にはDHA・EPAサプリメントを利用するのが便利ですね。
コラム:丸わかりDHA・EPA
ニワトリにDHAをあたえて飼育すると、DHAの豊富なタマゴを生みます。 このとき、DHAは卵黄のリン脂質(レシチンなど)にとりこまれますが、北海道大学では、そのDHA強化タマゴの卵黄リン脂質を使い、次のようなラット実験を行なっています。 <実験内容> ラットを四群に分けてそれぞれ以下の油をあたえて四週間飼育し、血中脂質の変動を比較しました。 1群:大豆油5%/対照群 2群:大豆油3%+ふつうのタマゴの卵黄リン脂質2% 3群:大豆油3%+DHA強化タマゴの卵黄リン脂質2% 4群:大豆油3%+魚(ニシンの精巣)のリン脂質2% <結果> 魚のリン脂質をあたえた4群のラットの血中コレステロール値が最も低くなり、次いでDHA強化タマゴの卵黄リン脂質をあたえていた3群のラットが低くなっていました。 中性脂肪値については、魚のリン脂質をあたえた群、大豆油群、DHA強化タマゴの卵黄リン脂質群の順に低く、ふつうのタマゴの卵黄リン脂質を食べていた群だけがかなり高い値になりました。 たった2%ずつのリン脂質の違いで、血中脂質にこれほど差が出たのは興味深いです。 この実験の目的は、血中脂質の異常にDHAが効くかどうかではなく、あくまでわれわれが日常の食生活の中でとっているレベルでそれぞれの油をとったときに、血中脂質にどのような影響がでるかをみることでした。 ですから当初の予想としては、非常にマイルドな結果が出てくるだろうと思っていたんです。ところが実際には、飼料中に2%の添加でこれはどの差が出たものですから、ちょっと意外な結果でした。 毎日の食事中のわずかな油の違いが、良くも悪くも血中脂質に大きく反映してくるというわけです。とくにDHA強化タマゴの卵黄リン脂質と、ふつうのタマゴの卵黄リン脂質で、コレステロールと中性脂肪に差が出たことは注目に値します。 栄養価の面では文句なしのタマゴですが、とかく高コレステロール、高中性脂肪の問題がつきまといます。 一日一個なら大丈夫だとか、いやいや一日一個はとりすぎだとか、タマゴの食べ方については論拠にいとまがないのはご存じのとおりです。 しかしこの実験結果をみるかぎり、DHA強化のタマゴを食べれば、そうした問題は一気に解決できそうな感触です。 コレステロールと中性脂肪を気にせずにタマゴの栄養価を得られるとなれば、成人病世代にとっては何よりの朗報です。一見、ふつうのタマゴとそれほど差がないように見えるコレステロール値も、毎日食べるとなると、この小さな差が大きな意味をもってきます。 しかもDHA強化のタマゴには、タマゴの栄養価に加えてDHAのプラスα効果も期待できます。 タマゴはあらゆる食材に使われているものですから、タマゴを通してDHAが摂取できるというのは非常に意味があると思います。私なども毎朝必ずタマゴを一個食べていますが、そのときにごくわずかずつでもDHAが一緒にとれれば、非常に大きなメリットだと思います。 また、なかにはDHAの効用を知っていても、魚が嫌いでDHAをなかなか得る機会がないう人も少なくないはずです。そういう人のDHA補給源としても大いに役立つと思います。 ちなみにDHA強化のタマゴは市販されています。このタマゴ二個で、イワシ一匹分のDHAが得られます。通常は、水産物からしか得られないDHAですが、魚の苦手な人にはぜひおすすめです。 参考になさってください。 こうした生活習慣病を防ぐ効果のある、DPA・EPAの健康効果にご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。 >>>最新のDHA・EPAサプリメント比較ランキングはこちら
ニワトリにDHAをあたえて飼育すると、DHAの豊富なタマゴを生みます。
このとき、DHAは卵黄のリン脂質(レシチンなど)にとりこまれますが、北海道大学では、そのDHA強化タマゴの卵黄リン脂質を使い、次のようなラット実験を行なっています。
<実験内容>
ラットを四群に分けてそれぞれ以下の油をあたえて四週間飼育し、血中脂質の変動を比較しました。
1群:大豆油5%/対照群
2群:大豆油3%+ふつうのタマゴの卵黄リン脂質2%
3群:大豆油3%+DHA強化タマゴの卵黄リン脂質2%
4群:大豆油3%+魚(ニシンの精巣)のリン脂質2%
<結果>
魚のリン脂質をあたえた4群のラットの血中コレステロール値が最も低くなり、次いでDHA強化タマゴの卵黄リン脂質をあたえていた3群のラットが低くなっていました。
中性脂肪値については、魚のリン脂質をあたえた群、大豆油群、DHA強化タマゴの卵黄リン脂質群の順に低く、ふつうのタマゴの卵黄リン脂質を食べていた群だけがかなり高い値になりました。
たった2%ずつのリン脂質の違いで、血中脂質にこれほど差が出たのは興味深いです。
この実験の目的は、血中脂質の異常にDHAが効くかどうかではなく、あくまでわれわれが日常の食生活の中でとっているレベルでそれぞれの油をとったときに、血中脂質にどのような影響がでるかをみることでした。
ですから当初の予想としては、非常にマイルドな結果が出てくるだろうと思っていたんです。ところが実際には、飼料中に2%の添加でこれはどの差が出たものですから、ちょっと意外な結果でした。
毎日の食事中のわずかな油の違いが、良くも悪くも血中脂質に大きく反映してくるというわけです。とくにDHA強化タマゴの卵黄リン脂質と、ふつうのタマゴの卵黄リン脂質で、コレステロールと中性脂肪に差が出たことは注目に値します。
栄養価の面では文句なしのタマゴですが、とかく高コレステロール、高中性脂肪の問題がつきまといます。
一日一個なら大丈夫だとか、いやいや一日一個はとりすぎだとか、タマゴの食べ方については論拠にいとまがないのはご存じのとおりです。
しかしこの実験結果をみるかぎり、DHA強化のタマゴを食べれば、そうした問題は一気に解決できそうな感触です。
コレステロールと中性脂肪を気にせずにタマゴの栄養価を得られるとなれば、成人病世代にとっては何よりの朗報です。一見、ふつうのタマゴとそれほど差がないように見えるコレステロール値も、毎日食べるとなると、この小さな差が大きな意味をもってきます。
しかもDHA強化のタマゴには、タマゴの栄養価に加えてDHAのプラスα効果も期待できます。
タマゴはあらゆる食材に使われているものですから、タマゴを通してDHAが摂取できるというのは非常に意味があると思います。私なども毎朝必ずタマゴを一個食べていますが、そのときにごくわずかずつでもDHAが一緒にとれれば、非常に大きなメリットだと思います。
また、なかにはDHAの効用を知っていても、魚が嫌いでDHAをなかなか得る機会がないう人も少なくないはずです。そういう人のDHA補給源としても大いに役立つと思います。
ちなみにDHA強化のタマゴは市販されています。このタマゴ二個で、イワシ一匹分のDHAが得られます。通常は、水産物からしか得られないDHAですが、魚の苦手な人にはぜひおすすめです。
参考になさってください。
こうした生活習慣病を防ぐ効果のある、DPA・EPAの健康効果にご興味がある方は、DHA・EPA系サプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
>>>最新のDHA・EPAサプリメント比較ランキングはこちら